今こそ話しておきたい―親や夫に“遺言”をすすめる理由―
「うちの家族は仲がいいから大丈夫」
そう思っていても、いざ相続の場面になると、意見の食い違いや予想外の手続きの大変さに直面するご家庭は少なくありません。
特にご両親やご主人に財産や不動産がある場合、遺言があるかないかで、ご家族の負担は大きく変わります。
親にすすめたい理由
お元気なうちは「まだ先の話」と後回しにしがちです。
けれども実際に相続が始まったとき、預貯金の凍結や不動産の処分などで子どもたちが苦労することも多いのです。
親の意思をきちんと残してもらうことは、子ども世代にとって何よりの安心につながります。
夫にすすめたい理由
ご主人が家族の中心として財産や生活を支えてきた場合、その分、残されたご家族の不安は大きくなります。
「どの財産をどう残したいか」を明確にしてもらうことで、奥様やお子様が安心して未来を描けるようになります。
遺言は、残された家族を守る“最後の愛情表現”とも言えます。
遺言がないとどうなる?
・不動産の分割でもめてしまう
・兄弟姉妹の意見が割れて手続きが進まない
・裁判沙汰になり、親族関係が壊れてしまう
──こうしたケースは珍しくありません。
実は「資産家」よりも、むしろ一般的な家庭で起こりやすいのです。
ご両親やご主人に「遺言を残してほしい」と伝えるのは、勇気のいることかもしれません。
でもそれは決して“縁起の悪い話”ではなく、“家族の未来を守る話”です。
当社では、親御さんやご主人とご一緒に相談いただける体制を整えています。
まずは「気になることがある」とお声がけいただければ大丈夫です。

- Posted on 9月 2, 2025 at 11:45 AM
- Written by プロフィナンシャルサービス_ブログ
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